トマトくまの趣味部屋

多趣味なクマトくまの趣味部屋です、いろんな事にチャレンジしています。

私の「くくりわな」の仕掛け方の解説

狩猟を始める時、狩猟免許を取得しなければなりません、
狩猟免許には、銃猟免許2種類、わな免許、網免許の4種類が有ります。
初心者が比較的取り組みやすいのは、「わな」だと思いますが、
罠にもいくつか種類が有りますが、
その中でも「箱わな」「くくりわな」の二種類が一般的です。
しかし、「箱わな」は一基数万円もする高価な物ですので、
簡単には手が出せませんし、仕掛けも大きく設置場所も難しいです。
「くくりわな」は市販の物なら一基数千円で手に入りますが、
自作も比較的容易に出来ます。


なお「くくりわな」は簡単に設置出来ますが、
獲物を獲るには設置に少しばかり工夫が必要になります、
ただ単に獣道に仕掛ければ良いと言う物では有りません、
そのあたりが罠猟の醍醐味なのかもしれませんね。


私が使用している「くくりわな」の本体は「太田製作所」のwジャンプ式です。
この「わな」は樹脂製で軽くて丈夫で手軽で優秀だと思いますが、
設置にはもちろん工夫が必要です。


ポイント① 設置したい場所に深さ5cm程度の四角い穴を掘ります。
ポイント② まず表面から2cmくらいの土を脇にどかします。
ポイント③ 下の土は廃棄します。


ポイント④ 罠がグラグラしない様に小枝や小石を使って四隅を支えて安定させます。


ポイント⑤ 罠の下に土が落ちない様に枝や落ち葉で隙間を塞ぎます。


ポイント⑥ 土を細かく砕いて乗せますが、枯葉や小枝は一切乗せません。


ポイント⑦ 最後の仕上げにヌカを罠の中心から30cm程離して、一握りづつ置きます、
 手前のヌカを食べさせて、その先のヌカを食べようと足を出した所を踏ませる感じです。

くくり罠で餌を使うのは邪道だと言われる方もいらっしゃいますが、
有害鳥獣駆除は被害を排除するための公益事業ですから、
獲ってなんぼの世界です、獲れなければ意味が有りません、
「居れば獲る」の精神で一晩での捕獲を目指しています。
実際にこの罠の位置では5月の連休で3頭捕獲し、
数メートル離れた罠で2頭を捕獲して、合計5頭
7月の連休で1頭、二日後には数メートル手前の罠で2頭目を捕獲しました。
半径5メートル程度の範囲で7頭捕獲したことになります。


一般的にわな猟師は他人に教えたりしないものですが、
教えたからと言って簡単に獲れるものでは有りません。

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