初心者講習会試験 数字を覚えよう
猟銃等講習会「初心者講習会」の最後に行われる考査の試験問題です、
数字以外の問題は、安全第一を選べばほぼ正解ですが、
数字の問題だけは、正確な数字を覚えておかないと正解になりません。
覚える数字はそれ程多くないので、数字に弱い方でも、
基本的な数字だけでも覚えておけば、大丈夫だと思います。
初心者講習会考査 新練習問題 数字を覚えよう
覚えておきたい数字
猟銃の所持目的は、標的射撃、狩猟、有害鳥獣駆除の3つ。
1銃1許可制
1丁の猟銃所持は1人だけ。
1人は複数所持可能。
貴方の銃を触って良いのは貴方1人だけ。
(他の者に触らせるのも、運ばせるのも、家族もダメ )
※相手が許可証保持者であってもダメですが、例外が有ります。
※例外①「フィールドで川を渡る時に手渡しする時は許される」
※例外②「委託保管や修理などで銃砲店に預ける時は許される」
10歳~18歳の少年射撃資格者は、指定射撃場で射撃指導員の監督を受けて、当該射撃指導員が許可を受けて所持する空気銃を使用可能。
10歳~18歳の少年射撃資格者が空気銃を保管する時は、銃砲店等に委託保管しなければならない。
猟銃を所持できるのは20歳から。
初心者講習修了証明書の有効期間は3年。(最初と1回目の更新に必要)
経験者講習会修了証明書の有効期間は3年。(2回目以降の更新に必要)
技能講習会修了証明書の有効期間は3年。
(射撃)教習資格認定書の有効期間は3か月。(射撃教習を受けるために必要)
(射撃)教習終了証明書の有効期間は1年。(所持許可の申請時に必要)
技能検定合格証明書の有効期間は1年。
※技能講習と技能検定の違いについて、技能検定は現在行われてはおらず、制度のみが残っている状態。
※つまり、初心者講習に受かったら、有効期間の3年以内に所持許可を申請を行わなければならない。
従って、3年以内に所持許可を申請するには、有効期限の2~3か月前には射撃教習終了証明書をもらう必要が有る。
※猟銃や空気銃の所持許可の更新を受けようとする者で、有効期間が満了する日までに75歳になる者は、認知機能検査を受検を受けなければならないが、満了する日の5か月前から1か月前までの期間に道路交通法の講習予備検査を受けていることを証明する書類を提示すれば、認知機能検査を受検する必要はない。
※次に、射撃教習資格認定書が交付されたら、有効期間の3か月以内に射撃教習を受けなければその認定証は失効する。
所持許可が下りたら3か月以内に猟銃を購入。
猟銃の譲受許可(購入)の有効期間は3か月。
猟銃を譲受(購入)したら14日以内に警察で確認。
所持許可証の有効期間は、発行から3回目の誕生日まで。
所持許可を更新する場合は、期限の2か月前から1か月前までの問。
所持許可を更新する場合は、経験者講習修了証明書が必要。
経験者講習修了証明書の有効期間は3年間。
所持許可を更新する場合は、技能講習修了証明書が必要。
技能講習修了証明書の有効期間は1年間。
(技能講習会は実際には行われていないので、不要)
所持許可の更新は、早めに申請しないと切れちゃいます。
所持許可を更新しなかったら、50日以内に銃を処分(処分とは手放す事を指します)。
(廃棄処分か、売却か、譲るか)
所持許可者が死亡した場合は、10日以内に許可証を返納。
(返納は家族、親族、大家など)
猟銃については50日以内に処分するか、家族が許可を申請するか。
(銃の処分とは、銃砲店に譲る・他の猟師に譲る・警察に連絡し引き取ってもらう)
(所持許可無しに警察に持ち込んではいけません、その時点で不法所持になります)
【犯罪について】
罪を犯すと一定期間猟銃の所持が出来なくなります。
罰則の年数は、刑を受けなくなってから3年・5年・10年。
DV・ストーカーは、指示を受けてから3年。
銃砲の保管義務に違反は3年。
(車の中と道路上では銃カバー、車の中に放置しない、家の中ではガンロッカー)
禁固と罰金は5年。
(銃刀法違反で罰金となった場合も当然5年)
強盗や傷害などの凶悪行為は、起こした時から10年。
暴力団員はもとより家族に居てもダメ。
(精神の不安定な人、自殺の恐れがある人、粗暴な人、近隣とトラプルを起こす人、評判の悪い人などは不許可となる場合がある)
罪では無いが、破産した人は復権しないと許可されない。※復権したら申請できる。
【猟銃について】
鉄砲には(猟銃・空気銃)が含まれるが、空気銃は猟銃ではない。
(火薬で弾丸を発射するのが猟銃)
散弾銃の最大装填数は合計3発。(薬室1発、弾倉2発)
ライフル銃の最大装填数は合計6発。(薬室1発、弾倉5発)
空気銃の最大装填数は合計6発。(弾倉5発)
猟銃の全長は94㎝以上。
空気銃の全長は80㎝以上。
猟銃用替え銃身の長さは、48.8㎝以上。
※長さに関しての問題の注意点は、問の長さに対して、以上と以下は含むが、
未満と超えるは含まないと言う点です。
散弾銃の口径は12番と20番と410番が日本では一般的。
※他にトド用や熊用のライフルが有る。
ライフル銃は、基本的に散弾銃を連続10年間維持しなければ持てないが、
例外として、害獣駆除等を職業として従事する場合は特例が有る。
規定内でも、短くしたり、外見や構造を改造した場合は、登録のやり直し。
違法な改造は、当然ダメ。
連続発射は、危険なのでダメ。
消音装置は、取付はもちろん所有してもダメ。
猟銃の所持目的は、標的射撃、狩猟、有害鳥獣駆除の3つ。
猟銃を相続しても無許可の所持は出来ない。
コレクションは所持の理由にならないのでダメ。
自宅で保管できない場合は、銃砲店等の保管業者に委託保管できる。
試験に合格しても、公安委員会が必ずしも許可するとは限らない。
【実包について】
散弾の最大飛距離は515m。
散弾が最大飛距離で飛ぶ角度は約30度。
スラッグ弾の最大飛距離は約700m。
ライフル銃の最大飛距離は約4000m。
標的射撃の場合は1日400個までは無許可で消費可能。
狩猟の場合は1日100個までは無許可で消費可能。
実包と空砲は1日合計100個まで製造できる。
実包と空砲は合計800個まで自宅で保管できる。
散弾銃の最大装填数は3発。(薬室1発、弾倉2発)
ライフル銃の最大装填数は6発。(薬室1発、弾倉5発)
空気銃の最大装填数は6発。(弾倉5発)
猟銃用火薬類無許可譲受票は許可有効期間の満了後30日以内に返納。
※猟期が終わったら猟友会に返納。
【取得したら】
毎年1回、4月頃に銃検査が行われる。
必要書類等【実包の管理帳簿、所持許可証、銃】
実包の管理帳簿の保管は3年間。 などなど。