日本では、犬の飼育を始めると行わなければならない事が幾つか有ります。
１、登録
　私の住んでいる市では、犬を飼いだしたら３０日以内に登録をしなければなりません。

【生後91日以上の犬は「一生涯に一度の登録」と「年に一度の狂犬病予防注射」
が狂犬病予防法で義務付けられています。
登録や狂犬病予防注射の義務を怠ると、20万円以下の罰金が科せられます。】
まずは、登録して【鑑札】を受け取る事になります。

２、狂犬病予防注射　市内のペットの病院で受けます。

３、ワクチンに接種
　ワクチンには何種類（これは知っていた）かありますが、
　その中でも【コアワクチン】と【ノンコアワクチン】（知らなかった）
　が有るそうです。
【コアワクチン】混合ワクチンのジステンバーウイルス感染症・
　パルボウイルス感染症・アデノウイルス感染症、一度免疫が出来ると
　長期間免疫力が獲得出来るもの。

【ノンコアワクチン】レプトスピラ、パラインフルエンザ、ボルデテラ等、
　生活環境やライフスタイルに関係する病気のワクチン。
　免疫維持期間が短いため定期的に接種が必用。（なんとなく知ってた）

私が飼育す【純血サツマビーグ】は猟犬ですので、８種以上の混合ワクチンを
接種することになると思います。

５種混合ワクチン
・犬ジステンパー
・犬アデノウイルス2型感染症
・犬伝染性肝炎
・犬パラインフルエンザウイルス感染症
・犬パルボウイルス感染症

８種混合ワクチン
上記5種に加えて
・犬コロナウイルス感染症
・犬レプトスピラ病（２種）

ワクチンの他に必要な物
・フィラリア予防薬　6月～11月の6ヵ月間、月に1回投与。

ノミ・マダニ駆虫・予防薬の種類と間隔
・年に１回の注射タイプ。
・月に１回のチュアブルタイプ、滴下タイプ。
・３ヶ月に１回のチュアブルタイプ。

イヌのワクチンプログラム

生後８週以降 ：
５種混合ワクチン

生後１１週以降 ：
５種または８種混合ワクチン

生後１４週以降 ：
５種または８種混合ワクチン

生後110日前後 ：
狂犬病ワクチン（注：91日齢以上の犬に接種義務があります）

※以後は年に1度、狂犬病ワクチンと混合ワクチンを別々に接種します。