トマトくまの趣味部屋

多趣味なクマトくまの趣味部屋です、いろんな事にチャレンジしています。

くくり罠を手作りする

くくり罠を手作りしています。


ワイヤー部を作るのは以前書きましたが、
罠本体も作っています。


市販の罠も何種類か買いましたが、結構高いですよね。
1人30個まで仕掛ける事が出来るので、市販品を買うと大変な出費です。


罠の形状も色々有りますね、
よく見かけるのはトラばさみ式でアームが跳ね上がって、
ワイヤーを上に跳ね上げる方式ですが、市販品はほとんどこの方式です。


塩ビパイプで作る落とし穴式も良く見られる方式です、
押しバネを横に使うとあまり高い位置でくくれないので、
押しバネを縦に使っている方も居ますね。


バネも、押しバネとねじりバネの二種類がありますが、
どちらを使うかは好みの問題だと思います、
私は両方使っています。


本題ですが、
私が作っている罠はトラばさみと落とし穴の折衷式と言って良いでしょう。
ネットで探していて偶然見つけた方式です、YouTubeでも紹介されていました。
猪狩人の(シシハンター)シシカブーと言う物です、

気に入ったのは、構造がシンプルで自作するのが簡単という部分です。


作り方は、
私の住んでいる福岡県は規制が無いので、内径150ミリの塩ビパイプを使用していますが、(ほんとは175ミリが欲しいのですが有りませんので)200ミリでも良いかと思います。
既製品のパイプの長さは50ミリですが、少し短いなと思って、
私の場合は、100ミリの長さにしています、これを縦に半分に切って、上になる部分を三角形に切り取ります。
切り取る高さは70~80 90ミリ、幅は左右15 20ミリです。
次に、切り取っていない部分にズレ止めの為に長さ20 15ミリ幅30ミリに切った物を、タッピングネジで取り付けます、ここが私のオリジナルです、これでパイプ部分は完成です。


次に、踏み板を作ります。
踏板は厚さ10ミリ、幅140ミリの板を用意して、140ミリの長さで切りそろえ、
四隅をパイプのカーブに合わせて切り取ります、これで踏板は完成です。
次にこの板を3分割して割れる様にして感度を上げます。



バネは、深さが100ミリ有るので、押しバネを使用していますが、ネジリバネの方が高く跳ね上がるでしょう。


市販の「シシカブー」はパイプの長さが50ミリと有りますが、
この長さの場合ははネジリバネを使った方が良いでしょう。


ただし、ですよ、山の中で10センチの深さの穴を掘るのは大変です、
5センチだとかなり楽です、そのあたりも考慮した方が良さそうですね。
7センチや8センチというのもありかな?


最後に、私が考えたこの罠の良いところですが下の5点です。
1、材料が少ない(150ミリのパイプ、140ミリの板、4ミリ×10ミリのタッピングビス)
2、材料費が安い(金物が無い分とても安価)
3、道具が少ない(のこぎり、3.5ミリのドリル、ねじ回し)
4、工作が簡単(パイプと板は、のこぎりで切るだけ、穴を開けてねじ込むだけ)
5、仕掛けるのも簡単(ちょっとしたコツは必要)


※コツとは、深さ10センチの穴を掘るのですが、穴の底を少し広げる必要が有ります、
理由は作動する時に底の部分が少し外に開くのでその隙間を空けておく必要が有るからです。

×

非ログインユーザーとして返信する