獲物を捕獲した後の準備を考える
九州は福岡県の北部の福津市に住んでいます。
狩猟を始めるきっかけは、
【カッコ良さそう】【ジビエに興味がある】【鉄砲を合法的にブッ放したい】
【狩猟に興味がある】【農地を荒らされた】等では無いでしょうか。
私は、何となく面白そうだな、イノシシ肉食べたいなって軽い感じです( *´艸`)
でも、狩猟を始めるには【資格】が必要ですね、
資格は「猟銃の所持許可」と「狩猟免許」と「狩猟者登録」三つですが、
わな猟だけなら「狩猟免許」と「狩猟者登録」の二つだけで始められます。
後「狩猟者登録」には「ハンター保険」も必要です。
以前にも書きましたが、それぞれ管轄が違います、
「猟銃の所持許可」は公安委員会「所轄の警察」、
「狩猟免許」は農林事務所「管轄は国」
「狩猟者登録」は県税事務所「県」になります。
資格が揃うと、いよいよ狩猟が出来るわけですが、
猟銃で撃ったり、罠で獲物を捕獲したら、
〆る、放血、中抜き、冷やす、皮を剥ぐ、解体、精肉、冷凍保存
といった作業が発生します。
つまり具体的には、
息の根を止めて、血抜きをし、水に漬けて冷やし、内臓を取り出し、皮を剥ぎ、
前足・後ろ足を外し、骨からお肉を外し、お肉を小分けし、真空パックして、
冷凍庫に入れる、作業になります。
そこで、私が準備した物を紹介したいと思います。
代用できる物が多数有りますので、工夫しましょう。
①ナイフ
モーラナイフが安くてグリップもプラスチックで清潔でお勧めです。
皮剥ぎ用の専用ナイフ、解体用、精肉用も必要ですね、数が多すぎて不明円。
プロのお肉屋さんが使う「骨スキナイフ」も意外と安くてお勧めです。
②冷却用水槽
FRPの風呂おけを調達、リフォーム業者の方から頂きました、廃品で0円。
③中抜き用の台
超デカイプラスチックのカゴ、捨てる物をタダで入手、0円。
④皮剥ぎ用の台
天板が長い足場台を使用、かなり前に洗車用に買っていた物、0円。
⑤解体テーブル
テーブルの上にカラーコンパネの半切りを乗っけてます、ホームセンターで約1500円。
⑥精肉用ステンレス作業台
中古屋さんから購入、約7000円。
⑦精肉用まな板
でかい業務用プラスチックまな板92.7×39cm、厚み2.6cm、をヤフオクで調達、約3000円。
⑧保存用冷凍庫
200リットルの物をヤフオクで調達約30000円。
⑨使い捨て手袋
ホームセンターで約500円。
⑩お肉を小分けしたらビニール袋
特大・大・中・小約3000円。
⑪プラスチックのトレー
解体した獲物のお肉を分けて入れるための2段蓋付を3セットAmazonで約4500円。
⑫投光器
暗くなったらホームセンターで約1500円。
⑬吊り下げる為の0.5屯チェーンブロック
ヤフオクで以前に購入約5000円
⑭解体ハンガー
S字フックを利用した自作の物500円と、猟仲間が作ってくれた物、0円。
⑮追加で真空パック機
Amazonで約30000円
⑯皮を剥いだり解体処理する場所
これが一番大変化も・・・・
④の皮剥ぎ用の台
皮を剥いで枝肉にします。
設置場所は狭いですが、水道も排水も近くに有り便利です。
⑤の解体テーブル、カラーコンパネを利用しています。
枝肉から骨抜きしたり、ブロックにしたりします。
⑥の精肉用ステンレス作業台と⑦の精肉用まな板
解体した枝肉の骨抜きをしたり、ブロックに小分けする台です。
その他、猟銃以外で猟用に準備した物
①仲間で狩猟をするならトランシーバーも必要です、約25000円。
(私が参加している猟隊はアマチュア無線の物を使用しているので、資格も必要です。)
②GPSも有ったら良いですね、私はヤフオクで調達、約80000円。
少しお高いですがドッグナビをお勧めします。
③獲物搬出用のプラスチックのソリをホームセンターで調達、約1000円。
最初選んだ色は「赤」だったのですが、「青」に取り替えました。
④くくり罠市販品、約40000円
自作も出来ますが、手っ取り早いです。
⑤くくり罠ワイヤー部の材料約20000円
一度獲物が掛かるとワイヤーは使い物になりません、
修理のために必要です。
⑥箱わな、太田製作所で30000円で自作
作り方を教えて頂けます、買うより安いです。
⑦4WDの軽トラ、知り合いから約40000円名義変更は自分でしました。
4WDは必須だと思ってください。
⑧トラックの荷台にアルミ製の道具箱をヤフオクで15000円で買いました。
鍵付きの道具箱が良いです。
まだまだ有りますよ、考えたらきりが有りませんね(^-^;
これから始めようとしている方は、それなりの覚悟(出費の)が必要ですよ( *´艸`)